2010年05月05日

こどもの日、そしてGW最終日

こいのぼり
ゴールデンウィークもあっという間。
でもとても充実した内容濃いものになりました。
4月30日に、会社で受けた研修がとても印象深いものになり、
その影響がゴールデンウィーク中にも現れた。

「解決する力は100%相手の中にあるってことを信じること」

「信じる」ことって、とても大切だってことは頭でわかっている。
でもいままでは、どうしてもネガティブな方にしか考えられなかった。
信じやすい、信用しやすい性格であるため、
人に騙されたり、ちょっとうそをつかれたぐらいでも
ショックが大きい。
その為、防御をはる。そして人をなかなか信用しなくなる。
生きていくために必要な「防御」を経験の中で見につけていった。
それは、人との壁をつくることでもあった。
そんな自分はいやだった。なかなか心をひらけない、
なかなか他人を信じられない。
だけど、ちょっとでも人を信じたい、裏切られてもいいから信じたい。
いつも信じるために一生懸命だった。
幸いにも、信じることによって救われる経験もした。
だから信じることをあきらめずに続けてきた。

30日に研修では、リーダー研修みたいなものをうけた。
「コーチング」というものだ。名前はきいたことがあるが、
実際にうけるのは始めて。
それは、今までの自分の考え方や指導方法などを、覆すものだった。
簡単にいうと、やり方を教える、指導するのではなく、
自ら考え、行動させるように導くということ。
ほほお。言うが易し、行うが難しで、
そう簡単にはできるものではないと思うが、
自分が実際に、ワークを受けてみて、
普段私が周りのメンバーへの接し方を考えてみても
まったく逆のことをしていることに気がつく。
もっとこうした方がいいんじゃないか、
ああした方がいいよとか、アドバイスに必死である。
それでは、せっかくの個々の能力に蓋をしてしまうことになる。
まずは、相手との信頼関係を築き、
そこから、相手の気持ちや、考えを引き出すため、
「聴く」「質問する」「提案する」を行う。
その3つで大体のことができるらしい。
これは会社の中だけでなく、
日常生活にもとても役立つものになると実感した。

さっそく試したくなる性分で、
GW中に、旧友と飲みにいった席でも、
相手の話を「聴く」ことに徹してみた。
そしたら、面白い。普段の会話とはぜんぜん違う展開になってきて、
なんだかお互いがスッキリすることができた。

そしてその後、半年振りにあう友人と話している内に、
意識して「質問」している自分がいて、
話がどんどん膨らむ膨らむ。
普段きけないいろんな話まできけちゃって、
最終的には、自分の経験談を交えながら話をして終わった。
これは反省が残るが、相手のことを思うと、どうしてもついついアドバイスを
してしまう「癖」があるようだ。解決策を自分で出すということを
相手に「経験」させてあげることが、大切なのに・・・。
まだまだだなぁと実感。

コーチングスキルをもっとあげたいと思った。
これは私がもった「信じる」という能力をプラスに働かせることが
できるはずだと実感した。
解決策はかならず相手の中にあると100%信じ、
対話をしていくこと。
すごくおせっかい好きな私だけど、
そう信じることができたら、変に手を貸すこともしなくなるだろう。


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