2006年03月02日
好きな気持ち

私はのぼり坂が好きです。
のぼり坂にでくわすと、つい写真をとりたくなる。
不思議なことに下り坂にはあんまり興味をしめさない。
なんでだろうか。。。うまく説明できない。
これに気づいたのも
自分の写真ファイルを友人に見せたとき、
「坂、好きよだね」って言われてから。
よーくみると、遠くに坂があったり、
坂しかとってない写真とか、
多いんだよね。
昔、タモリも「坂ばっかり写真とってる」っていってた。
「坂がすきなんだよね~」って。
ちょっと仲間がいてうれしい。
昔は、自分の好きなものを、人と共有するのが苦手だった。
自分の好きなものを「好き」だと言えなかった。
それはものによるけど、食べ物とか、芸能人とかなら普通にいえる。
音楽とか、作家とか、画家、本。。。こだわりがあるものほど
人に言えなかった。否定されるのが怖かったから。
否定されたくらいで、そのものが嫌いになるわけではないが
自分の「好き」という気持ちがとてもとても大切だったからだ。
人に否定されるくらいなら、自分一人でこの「好き」を
大切にまもうろ!みたいな、想いだったんだろう。
一種の自己防衛だったんだと、今想う。
今は、昔ほどモノへの執着心もなくなり、
人と自分の好きなことを共有できる楽しみも覚えた。
「人」は「人」。「私」は「私」。
相変わらず否定されることには慣れないが、
自分と他人が違って当たり前なんだと思うことで、
大きく傷つくことはなくなった。
大人になったってことかしらね!
Posted by LLS at 22:20│Comments(0)
│つれづれ日記